蓄電池の寿命はどのくらい?伸ばす方法もあわせて紹介 |千葉県の太陽光発電は株式会社レクソル

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蓄電池の寿命はどのくらい?伸ばす方法もあわせて紹介

蓄電池の導入を検討している場合、どのくらいもつのか、寿命がきたらすぐ使えなくなるのかといったいくつかの疑問点が出てくるでしょう。蓄電池は、種類に応じて寿命が異なります。

また、より長く使用するためにはいくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、蓄電池の寿命や伸ばす方法について紹介します。これから導入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

蓄電池の寿命

蓄電池の寿命は、15〜20年ほどといわれています。家庭用に使われているものでは、リチウムイオン電池がメインです。容量が大きければその分寿命が長い特徴があり、容量と寿命は非常に関係が深いです。容量が大きければ1度充電するだけで長く使用可能なため、劣化しにくいともいえます。

購入する際は、電気の消費量を確認しておくとよいでしょう。また、そのほかの種類としては、鉛蓄電池やNAS電池、ニッケル水素電池などがあります。乾電池や自動車のバッテリーとしてさまざまな場所で使用され、私たちの生活に根づいているものです。

蓄電池の寿命を表す単位

サイクル数と使用期間の2つの単位で寿命を表します。2つの単位について理解しておけば、蓄電池を購入する際のおおよその目安になるでしょう。

サイクル回数

サイクル数は、寿命の目安となる単位のひとつです。空の状態からから100%充電し、全て使用して空になるまでを1サイクルとしています。どのくらい繰り返して使用すると、性能が低下するかを示すために、蓄電池にはサイクル数が記載されていることがほとんどです。

リチウムイオン電池は、約6,000〜12,000サイクルとされており、各メーカーで数値は異なります。たとえば、1日1サイクルで使用した場合、365日で割って計算します。6,000サイクルの場合だとおよそ16.4年、12,000サイクルでは32.8年の計算です。

単純にサイクル数だけ見てみると数が大きい方が優秀に感じますが、サイクル数に法的な基準がありません。試験や測定はメーカー独自な面もあり、一概に良し悪しを判断する数値ではない点には注意してください。

使用期間

もうひとつの単位として使用期間があります。使用を開始してから使用できなくなるまでを表す単位です。度々充放電をするわけではないため、サイクル数よりも期間で表すことが多いでしょう。たとえば、災害時の停電対策として準備されている、非常用電源などが当てはまります。

家庭用であれば、一般的に15〜20年ほどの目安です。ただし、あくまでも目安のため、期間がすぎたらすぐに使えなくなるわけではありません。リチウムイオン電池の場合は、充放電を繰り返すことで、少しずつ充放電できる容量が減るといった考えです。使用状況などによっては、前後する場合もあります。

蓄電池の種類で異なる寿命

種類によって寿命が異なります。一般的には保証されている回数を過ぎると、蓄電容量が減る仕組みです。種類ごとの寿命を知っておくと、購入の際の一つの目安となるでしょう。

リチウムイオン蓄電池

リチウムイオン蓄電池は、6,000〜12,000サイクルで15〜20年ほどの寿命です。エネルギーの密度と効率が非常に高いうえに、自己放電が少ないため小さくて軽い蓄電池を作れる特徴を持っています。そのため、家庭用として一番向いている種類です。

ただし、性能が高いために費用も高額になります。比較的手頃な値段のものもありますが、耐用年数が短いものもあるので注意しましょう。

鉛蓄電池

電極に鉛を使って作られている鉛蓄電池は、500〜3,000サイクルで3〜15年ほどの寿命です。身近なところでは、自動車用のバッテリーなどに使われています。

安定した放電性能が特徴的で、リサイクル要素もあることからエコな種類といえます。原料の鉛は安く、製造面のコストも抑えやすいですが、本体の重さがネックとなる部分です。

そのほか、過放電により大きな性能劣化を引き起こすことがあるため注意が必要です。過放電以外にも使用したら、急いで充電するよう心がけることで、寿命を維持できます。

NAS蓄電池

NAS電池の寿命は、4,500サイクルで15年ほどです。鉛蓄電池と同じく、高いエネルギー密度と、小さくて軽い特徴があり、寿命も長めです。環境や使用状況によって影響を受けやすい蓄電池のなかでは、一番環境に左右されない種類といえます。

ただし、正極側に硫黄、負極側にナトリウムが使用されているため、危険物に指定されています。作動する際の温度を300度に維持する必要があり、安全性に関して不安視する声も少なくありません。

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池は、2000サイクルで5〜7年ほどとなっており、一番寿命が短いといった点が特徴です。リチウムイオン電池が使用されるようになり、活躍の機会は減りました。しかし、現在でも乾電池タイプなどがあります。

使用するうえで、大きな電流を使用した充電では、電池温度が上昇する、高温に弱いといったデメリットがあります。外的要因の影響で寿命を維持することは難しく、ただでさえ短い寿命をさらに短くしてしまうことも多数です。

蓄電池は寿命が来ても使用可能

寿命は、あくまでも蓄電容量が減少するまでの目安です。サイクル数などは、使えなくなる期間を示したものではないため注意しましょう。寿命に達しても、すぐに使用不可になる心配はありません。

ただし、性能自体は低下し、使用できる時間はどんどんと短くなって、充電効率は悪くなる一方です。最大容量が50〜70%ほどでも問題ありませんが、使い始めほどの効果は期待できないので注意しましょう。

また、電子部分が多いと、見た目に問題がなくても、内部の基盤などが先に使用できなくなる場合も考えられます。長く利用する場合は、定期的なメンテナンスが重要です。

蓄電池の寿命を延ばす方法

サイクル数が増えれば品質は低下していき、使い方や使用環境によって寿命は大きく変化します。製品を長く使えるよう、寿命を伸ばす方法は以下の3つです。

・充電、放電をしすぎないようにする

・適切な環境下で使用する

・太陽光発電と接続する場合は対応のものにする

充電ができているのにさらに充電する、放電状態を長い間放置するといった状態は本体へ大きな損害を与えます。場合によっては修理できずに、バッテリーの交換が必要です。

充電のしすぎや放電のしすぎを防ぐことがポイントです。ただし、一般的にこのような状態を制御するプログラムが組み込まれているため、あまり心配はいりません。

また、高温や低音が苦手なため、適切な環境下で使用することで寿命を延ばせます。直射日光や寒冷地、通気性が悪い場所では使用に注意しましょう。適切な温度や湿度はしっかりと表示されているため、厳守して使用してください。

加えて、太陽光発電と合わせることで、どちらも効果的に使用でき、蓄電池の寿命を延ばすことにつながります。ただし、使用にはふたつの相性が非常に重要です。

太陽光発電と接続する際は、蓄電池対応のものでなければなりません。対応していなければ、どちらにも不具合が生じて、劣化する可能性もあるため十分に注意してください。

蓄電池の設置には、メリットもありますが、デメリットもあります。蓄電池のメリットとデメリットについて、こちらで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

蓄電池の寿命は、種類によっても異なりますが、15年前後が区切りといえます。ただし、サイクル回数を過ぎても、すぐに使えなくなるわけではありません。最大容量自体は徐々に減っていきますが、使用方法や環境に配慮することで、寿命を延ばせる可能性が高いです。

株式会社レクソルでは、環境にやさしく、経済的な蓄電池を取り扱っています。近年の世界的なエネルギー危機によって、今後の電気料金の水準はさらに高くなることが予想されるでしょう。

設置することで、夜間の安い電力を蓄え、日中は蓄えられた電力を使用します。また、災害時の備えになることも大きな安心につながるでしょう。当社では、シングル発電かダブル発電のいずれかを選択して、太陽光発電と組み合わせられます。

当社では、お客様にあった最適なご提案と、安心のアフターフォローの徹底にこだわっております。蓄電池の設置を検討している方は、ぜひ株式会社レクソルへご相談ください。

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